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産婦人科の看護師が『怖い』と思う時

産婦人科は、一般の科と比べると特殊な科です。特に、分娩は病気ではないため、患者さんも健康な人です。

そのため、産婦人科は病気の患者さんがいれば、健康な患者さんもいます。

看護師はそういった患者さんのケアをしていきますが、産婦人科の看護師も、一般の科の看護師と同様に、「看護師をしていて怖い」と思う場面に遭遇する事があるのです。今回は、産婦人科の看護師が怖いと感じた時についてお話しします。

産婦人科の看護師が怖いと感じた時。それは、「赤ちゃんの心音が下がった時。」

産婦人科は、一般の科と比べると、とても特殊な科です。

産婦人科のどういった所が特殊なのかと言うと、女性特有の科であることの他に、病人だけでなく、健康な人が受診するという点が、特殊な部分です。

そんな産婦人科でも、たくさんの看護師が働いています。このお話を読んでいるあなたは、看護師だと思います。そして、あなたはきっと、産婦人科に興味を持っているために、このお話を読んでいるのだと思います。

私は現在、産婦人科の看護師をしています。私もそうですが、あなたも看護師として患者さんのケアを行う中で、「怖い」と思った場面があったのではないかと思います。

例えば、看護師が行うケアの中で、よく言われるのが「ヒヤリ・ハット」ですが、自分が行ったことに対して、ミスをしかけた時の怖さや、ミスをしてしまった時の怖さというものもあります。

また、患者さんの状態が急変してしまった時の、命の危険を感じた時の怖さというものもありますよね。

そう言った「怖い」と感じる時があるように、産婦人科でも、「怖い」と感じる時があるのです。

では、あなたは、産婦人科での「怖い」と感じる場面とは、どういったことだと思いますか?

私が勤める産婦人科は、クリニックです。今回は、私が産婦人科に勤めていて、「怖い」と感じた場面についてお話しします。

産婦人科が他の一般の科と違う所は、人が亡くならないということです。むしろ、赤ちゃんが誕生するという、喜ばしい面を経験することの方がほとんどです。

きっとあなたは、「赤ちゃんが誕生する場所なんだから、怖いと思うことはないのでは?」と思っているかもしれません。

確かに、妊娠・出産は病気ではありませんし、どちらかと言えば自然の摂理ですよね。そのため、患者さん自身も病人ではありません。

でも、分娩は、実はとても大変な事なのです。

赤ちゃんが誕生するまでには、患者さんであるお母さんは、陣痛に苦しむ事になります。

陣痛は、赤ちゃんが生まれるために重要な役割を担うものです。陣痛は、10分間隔の子宮の収縮と痛みがありますが、赤ちゃんが誕生するまでに、間隔がだんだんと短くなり、子宮の収縮が強くなっていき、痛みも増してきます。

この陣痛は、自然に強くなっていくものですが、陣痛は赤ちゃんを子宮から押し出すための力となるものです。ですので、この子宮の収縮と痛みがなければ、赤ちゃんを子宮の外に出すことはできません。

しかし、陣痛は赤ちゃんを外に出すためのものだとはいえ、赤ちゃんにとっては、とても負荷のかかるものなのです。

それに、赤ちゃんが産道を通るということも、赤ちゃんにとっては狭い部分を通ることなので、とても負担がかかります。

そのため、赤ちゃんによっては、そういった負荷によって酸素がうまく供給されずに苦しくなり、心音が弱ってしまう場合があります。

心音が下がってしまうと、胎児死亡の危険性が高まりますし、赤ちゃんが低酸素に陥ることで、脳などの機能に後遺症が残ってしまう場合もあります。

そうならないために、分娩中は心音と子宮の収縮を継続的にモニタリングします。

心音が弱っても、すぐに正常値に戻る場合はいいのですが、時には心音が弱ることが頻発したり、弱ってもなかなか戻らなかったりすると、とても怖いと思い、「赤ちゃんの心音、戻って!」と願うような気持ちになるのです。

あなたはこのお話しを読んで怖いと思ったと思います。しかし、赤ちゃんの心音が弱ってしまうことはとても怖いことですが、怖いと思うことは、母体であるお母さんの方にも起こることがあります。

次に、お母さんの体に起こることで怖いと思うことをお話しします。

産婦人科の看護師が怖いと感じた時。それは、「分娩後の母体の出血量が多い時。」

先ほど、赤ちゃんの心音が弱ってしまった時が怖いとお話ししましたが、あなたも看護師であれば、その状況が怖いと思ったと思います。

しかし、怖いと思う状況は赤ちゃんの心音が弱ってしまった時だけでなく、母体であるお母さんの状況によっても怖いと思うことがあります。

その母体の状況とは、分娩後に起こる出血量が多くなることです。分娩時には、赤ちゃんが出てきた後に胎盤が子宮の壁からはがれて出てきます。これを後産ともいいますよね。

この時に、子宮から胎盤が剥がれることで、どうしても出血するものですが、その出血量が一般的な200〜300ml程度の量でなければ問題ありません。

しかし、【分娩後にこの出血が止まらずに大量に出血してしまう場合があります。】

大量に出血してしまうと、やがては出血性ショックを起こし、場合によっては死亡してしまいます。

クリニックの場合は大きな病院と比べると、そういった緊急時に対応する機械や手術室などもありません。

そのため、【緊急時の対応ができないため、提携する大きな病院に搬送するしかありません。ですので、そういった、母体の出血量が多いという状況に陥った時は、とても怖いと思うのです。】

妊娠や出産がいくら自然の摂理とは言っても、このような緊急の状況が起こってしまうことがあります。

このような【緊急の状況が起こってしまうことが怖いと思うのは、やはり、私やあなたが、看護師という患者さんの命を預かるという責任のある仕事をしているからだと思います。】

また、クリニックでは、大きな病院と比べるて、緊急時の対応ができないという点でも、怖いと思ってしまうのかもしれません。

あなたはこのお話しを読んでどう思いましたか?

もしかしたらあなたも、産婦人科に限らず、別の科で患者さんの脈が弱くなってしまったり、何かの病気で大量出血したという経験があるかもしれません。

それと同じように、産婦人科でも、病気ではなくても、怖いと思うことが起こってしまうのです。

看護師の仕事はとても責任のある仕事です。でも、このような怖いと思うことがあっても看護師を続けていられるのは、怖いと思う以上にやりがいを感じることができるからだと思います。

きっとあなたもそういったやりがいを感じているのではないでしょうか?

私は、産婦人科で仕事をしていて、怖いと思うことがあっても、それ以上にやりがいを感じています。

もし、あなたが、怖いと思うことがあって、看護師を続けることが難しいと考えているのならば、職場の上司や同僚に相談してみるといいかもしれません。きっと、みんな同じ思いを一度はしていると思います。

みんなが自分と同じなんだと分かれば、また看護師としてのやりがいを感じることができるのではないでしょうか?

看護師という仕事は、とても大変な仕事ですが、一緒に頑張っていきましょう!

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ産婦人科看護師の求人 編集部

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