産婦人科 看護師の仕事内容を詳しく知りたい！

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産婦人科 看護師の仕事内容を詳しく知りたい！

産婦人科は一般の科と比べて、妊婦さんや褥婦さんなどの看護をするため、特殊な科と思われている人もいると思います。

産婦人科は産科と婦人科を一括りにしていますが、いったいどんな仕事をするのかが分かりにくいという風に思っている人もいるのではないでしょうか？

今回は、産婦人科での、産科と婦人科がどのように違うのか？そして、産婦人科での看護師の仕事内容を詳しく見ていきたいと思います。

産婦人科 看護師の仕事内容を大きく分けると？

あなたは、産婦人科と聞くとどのような事を思い浮かべますか？おそらく、産婦人科と聞くと、赤ちゃんの誕生を思い浮かべる人がほとんどだと思います。

もちろん、産婦人科は赤ちゃんが生まれる場所で間違いありません。しかし、産婦人科の仕事はそれだけではありません。

一口に産婦人科といいますが、産婦人科は、産科と婦人科の2つの科に分けられるのです。

産科

産科は主に妊娠中の看護、そして、分娩の看護と分娩後の看護をします。妊娠中の看護で行うことは、主に妊婦健診です。妊娠が分かってから出産までは10か月あります。

その10か月間の間の妊婦さんとお腹の中の赤ちゃんを妊婦健診という形で看護していわけです。

妊娠中はつわりがあったり、お腹が頻繁に張ったりする人もいますし、高齢出産や妊娠中毒症などのリスクにさらされることもあります。

それに、妊婦さんは誰でも、元気で健康な赤ちゃんを産みたいと考えていますので、そういった妊婦さんや赤ちゃんの健康管理を妊婦健診という形で行い、時には指導したりして、看護していきます。

婦人科

婦人科は、女性特有の病気全般を診ることになります。例えば、子宮や膣に関する病気、乳房に関する病気、そして、不妊です。これらの病気を治療していきます。

看護師としての仕事は、産科では、妊婦さんの看護、分娩の看護、そして、産後の看護をすることになりますし、婦人科では、女性特有の病気に対する看護をすることになります。

仕事内容は上記のような感じですが、やはり、看護の対象が病気の患者さんではないので、普通の看護とは違って特殊な感じになると思います。

でも、産婦人科の仕事として一番良いことは、生命の誕生を見ることができることと、かわいい赤ちゃんの看護ができることです。

赤ちゃんが好きな人には、産婦人科はオススメです。

産婦人科 看護師の仕事内容をもう少し詳しく見ると？

先ほど、産婦人科の仕事はどんな仕事なのかをいいましたが、産婦人科の看護師の業務とは、どのようなことをするのでしょうか？

現在私は、産婦人科のクリニックで働いています。今回は産婦人科のクリニックでの看護業務について言ってみたいと思います。

先ほど、産婦人科は産科と婦人科に分かれるといいました。クリニックでは、入院することはできますが、入院の対象となるのは、産科の方です。

産科の入院は、分娩の時だけでなく、妊娠中の妊娠性の病気に対しても入院をすることがあります。

産科では妊娠・分娩・産後の管理をすることになります。

まず、妊娠中は主に妊婦検診を外来で管理していくことになります。

妊婦さんは10カ月の妊娠期間に約１４回の妊婦健診を受けます。妊婦健診では、赤ちゃんの発育の状況を子宮底や腹囲を測ったり、超音波検査で確認したりします。

また、検尿や血圧測定、血液検査や各種検査で、妊娠中毒症や妊娠性糖尿病、妊娠性貧血、妊娠悪阻、流産や早産などにならないように管理し、時には指導し、妊娠性の病気になってしまった時は、治療に対する看護をすることになります。

分娩では、陣痛が始まってから赤ちゃんが生まれるまでの管理や看護をします。

そして、産後は、分娩をしたあとの看護、それから、赤ちゃんのお世話の仕方の指導や、授乳の仕方、沐浴の仕方の指導や看護などを行います。

産婦人科のクリニックでの入院は分娩・産後の入院と、妊娠中の流産や早産の可能性のある妊婦さんや妊娠性高血圧の妊婦さん、そして、妊娠悪阻の妊婦さんも入院します。

帝王切開の場合は、昔はクリニックでも帝王切開術をしていましたが、現在では帝王切開術は医大や医師会病院などに紹介しています。

手術に関しては、中絶手術はクリニックで行っています。

婦人科に関しては、クリニックでは入院は受け付けていません。もし婦人科の病気で入院が必要な場合は、大きな病院に紹介することになります。

こんな風に言うと、産婦人科の業務は難しく感じるかもしれませんが、全然難しいことはないですよ！看護の対象の患者さんが病気の方ではないので、看護も和気あいあいとすることができます。

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